top of page
はつおの紙芝居
施設づくりには時間がかかりますので、退屈でしょうから紙芝居でもご覧ください。私は何年か前から、へたくそな絵と拙い語りではありますが、熊野を舞台にした自作の紙芝居を演じ続けてまいりました。神話や民話、胸を打つ感動の実話などをテーマにいろいろ描きましたが、だんだん題材が無くなってきて、最近は熊野にこだわらず私自身が感動した話などを描くようにしております。「何や熊野と全然関係ないやん」と言われそうですが、どうかお付き合いください。

熊野の民話「弥九郎の犬」
この主人公 峰弥九郎は実在の人物です。関ケ原の戦いのころに活躍した人で、地元坂本の岩洞院というお寺に自然石で建てられたりっぱなお墓があります。こちらにお越しの際はお墓まいりにお寄り下さい。
描くにあたり、この話を広められた郷土史家の故芝崎格尚先生の文章を参考にさせて頂きました。文献としましては、三重県発行の「みえ東紀州の民話」からです。弥九郎の顔につきましては、写真があるわけでもありませんので、かなり悩みましたが、地元には峰と言う姓があり、たまたまお世話になった尾鷲在住の峰さんと言う方に冗談半分に「峰さんは峰弥九郎の子孫ですか?」と尋ねた時に、「そうです。坂本の峰の一族です。」との答えを頂き驚きました。
その方は非常にハンサムな方で、後、女性の方で美人の方で同じ姓の方がおられたので、おそらく本人もイケメンだったのではないかとあのような顔にしました。それからマンの毛色は白にしましたが、紀州犬のイメージからです。専門のブリーダーの方にお聞きしたとこによると、以前はいろいろな色があったのを紀州犬は白に統一したそうです。
bottom of page